月の輪熊を焼いて喰う・・。

煮た熊肉はよく見ますが・・焼いた熊肉(焼き熊)ってのは殆ど見掛けることはありません・・。

その理由は、獣臭が強いからいろんな香辛料で味を整えなきゃ臭くて食べれないからじゃないかと推測してたんですが・・。

その話をウチのオヤジにしたら、先日「田沢湖生内マタギ」から貰ってきた秋熊(メス)を実験で焼いてみるから来ないか?と実家に呼ばれました・・。

息子も息子なら・・親も親ですね・・(^_^;)

冬眠前(令和元年10月)に狩られたというメス熊の肉は脂も乗っていて予想していた獣臭は全くしません・・。

魚焼き機で炙り、塩と胡椒だけで食べてみました・・。

う・・美味い・・お世辞抜きに、こりゃ美味い・・(◎o◎)

食味は馬肉のようでもあり、牛肉のようでもあり、豚ハツのようでもあり、噛めば噛むほど味が出る感じ・・。

ウチのオヤジも今まで何頭も熊を食べて来たけど、今回の熊肉が一番柔らかく、美味かったとの事・・。

野生のモノだから個体差はあるにせよ、これは目利きさえできたら飲食店で出せるなと思いました・・。

秋田県民に毎年迷惑を掛け恐れられているこの害獣を、ただ煙たがるのではなく、逆手にとってジビエとか秋田名物という事で美味しく食べさせることが出来たなら、マイナスがプラスになる画期的な事だと思うのでもう少し研究してみます・・。

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