究極の炒飯とは・・③

よく友人に「おまえ、毎日いいモンばっか食ってんな~プチプチ売っててそんなに儲かるのか?」とか言われるんですが・・そーじゃないんですよね・・。

僕は衣食住の「食」にだけしか興味が無いので、普通の人が「衣3」「食3」「住4」ぐらいで収支のバランスを取って生活しているところを、「衣1」「食8」「住1」という割合にしてるだけなので・・。

判りやすく言うと、2500円のランチはなんとも思わず平気で食べるのに、3枚980円のユニクロのパンツを買うのを躊躇して結局は買わないという、食と衣住の優先順位の間隔に長大な隔たりがある、ちょっと病的にバランスを欠いた人間なんだと思うんですよね・・他人事みたいですが・・。

ということで、穴の空いた15年モノの靴下を履いてボロ屋敷に住んでてもなーんとも思わず、飯にだ~け金を使って収支を合わせてる偏向者なわけですから、構わずほーっといてもらいたいんですけどねぇ・・。

こちらは「8餐廳(eight)」の什錦炒飯です・・。

eightは中華最高の食都と言われる香港マカオにあって「龍景軒(Lung King Heen)」「唐閣(T’ang Court)」とならび何年も連続でミシュラン三ツ星を獲得している言わば世界一の広東料理店です・・。

前項でも書きましたが中国四大料理の最高峰である広東料理の、これまた現地最高評価のレストランの炒飯なわけですから、これが世界最高の炒飯であることは間違いないと思うんですけどね・・。

まぁこの写真を見てください・・なんというか・・神々しくないですか・・(^_^;)

炒飯マニアの僕からしてみたら・・このビジュアルはもう神の御業としか思えません・・。

まずは米と同じくらいの割合の具(干しエビと生海老と貝柱)が入ってるのに驚きます・・。

それとかなり強く炒めてるのに米の硬さは微塵も感じず、油の量も適度で噛むと口の中でホロリと崩れる感じ・・。

うーん・・まさに芸術的・・。

これからの炒飯を探す旅路で、これ以上のモノって見つかるんだろうか・・。

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