写真の話・・。

先日、秋田県北部鹿角にある酒蔵「千歳盛」で商談後、時間があったので斜向かいにある旧関善酒店の建物を見学してきました・・。

関善酒店は安政3年創業の造り酒屋で、昭和後期には廃業してしまったらしいのですが、日本最大級の吹抜木造架構が今でも遺っています・・。

天井をこのように高くすることによって、夏涼しく冬温かい自然の冷暖房効果があったんだとか・・。

二階に飾ってあった当主と思わしき方の遺影・・。

場内案内人の方に「なんでこんな目を瞑った写真を飾ってるですか?」と尋ねたら、当時(明治時代)はカメラのシャッタースピードが遅くて撮影時3分間は絶対動いたり瞬きをしちゃダメだったのに、このかた他人の言うことを聞かない方だったんだとか・・(^_^;)

それに一枚撮るのに今の貨幣価値にして8万円も掛かってたらしく、もうこれで良いやっ!てことになったみたいです・・。

茶目っ気のある方だったんだろうなぁ・・。

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