消えゆく昭和の面影・・。

当時「スナック琴子」と双璧をなしていた土崎湊の至宝スナック「エスカルゴ」・・。

カエルとカタツムリとド金髪ママの天然トークが売りの店だったんですが、数年前に閉店してしまいました・・。

ママが言うには「日本ではウヂの店だけだあ」という謎の食べ物パパイめん・・。

実際ネットで「パパイめん」と検索しても一件もヒットしません・・。

おととい茹でた餡かけ焼きそばみたいな見た目だったんですが・・なーんか後を引く味だったんだよなぁ・・。

マムシは量り売りで基本1メートル1万円・・。

小さいのから大蛇級まで様々ストックしてましたが、好みのサイズを告げるとママがその場で煮たり焼いたりしてくれました・・。

此方は残った尻尾を入れたマムシサワー・・。

飲んだ瞬間にモノ凄い動悸息切れ眩暈がし、カウンターでそのまま気絶しそうになったんだけど、しばらく経つと今度はまったく眠気がしなくなり、不思議な高揚感に包まれました・・。

ありゃいったいなんだったのか・・。

エスカルゴ名物であるトノサマガエルの姿焼き・・。

二個添えのグリンピースにママのセンスと遊び心を感じます・・。

この筋骨隆々としたアスリートのような足を見てください・・。

自身の体長の30倍もの跳躍力があるのも判ります(人間の世界最跳躍記録は体調の5倍)

こりゃカタツムリじゃなくて貝じゃなかろうか・・。

僕も含め、昭和生まれの男ってこーいう呑み屋で酒と女と小難しい先輩に揉まれながら、人生の機微を覚えて大人になっていったと思うんだけど・・。

現代の若者って、そういう場所があるんだろうか・・。

 

 

さよなら・・琴子ママ・・。

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