親なげ沢・・①

「男鹿半島山中から生ずる野村川の「貝田沢」から引いてきた水はトンネルを通って一ノ目潟に注いでいる。この水道トンネルの出口の西方に古来『親なげ沢』があると言われている(男鹿北浦住人・嶋宮栄三氏談)」

「男鹿半島北浦西水口の奥には『姥捨て山』があった。この親捨て場では盆の十四日に白い晒し布を上げて供養する習慣がある。この日は不吉な事が起こるので誰もこの山に青物を採りに行くものはいない(男鹿住人・浅井富一郎氏談)」

古くから男鹿半島に伝わる伝書にこの様な記述を見つけました・・。

秋田県内にはたくさんの姥捨て山伝説が存在しますが、遺棄された場所は民家のすぐ脇の山だったり、このような人里離れた僻地だったりと様々あったようです・・。

柳田国男の著書「遠野物語」にも姥捨ての記述が数多ありますが、近くに捨てられた老人はたまに実家でご飯を食べたりお茶を飲んだり、農繁期には田植えの手伝いをした後に山に戻るなんて、意外とホッコリするエピソードもあるようです・・(^_^;)

俺も出来ればそっちの方が良いなぁ・・。

調査は後程・・。

「ジジ捨沢」という現実・・②

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