歯について・・①

歯です・・。

北京に居る頃、水の代わりにコーラを飲んでたら(当時中国ではコーラの方が安かった)夜も眠れないほど歯が痛くなって、已む無く「日中友好病院」という何となく信頼できそうな名前の病院に行きました・・。

そしたらですよ、その頃先進国だった日本が、その頃発展途上国だった中国にODAなんちゃらで建設費を援助していたからそんな名前になってただけで、中身の設備は中国製、医者も全員中国人という悪夢のような病院だったんです・・。

当時の中国の歯科医は、日本でいうと太平洋戦争以前のレベルだと噂に聞いてたんで、診察医の顔を見た瞬間に逃亡を試みたんですが、同行してた友人や看護師等に羽交い絞めされて、その場でむりくり歯を抜かれました・・。

その時ちゃんとした注射の麻酔を打たれずに、鍼灸師が使ってる鍼を歯茎のツボに刺して抜かれたんですよね・・。

今考えると、僕の人生の中での最恐体験ってあの時だったなと、つくづく感じます・・。

そんなこんなで日本に帰ってからも、歯医者に対する怨念とトラウマは拭いきれず、よっぽど事態が悪化するまで放っておくのが常態化してまった結果、笑えない程口の中がボロボロになってしまいました・・。

 

続く・・。

 

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