フカヒレについて・・。

先日東京出張の際、(悪)じゃなくて(良)の方の先輩が行きつけだという、恵比寿のフカヒレ料理専門店に連れて行ってもらいました・・。

着座した途端「本日のフカヒレでございます。」と、お店の方が丁重に白手袋まで付けて持ってきたのが此方の青鮫ヒレの乾物・・。

フカヒレフカヒレと一口に言いますが、ふだん我々が目にするのは「毛鹿鮫(モウカザメ)」「吉切鮫(ヨシキリザメ)」「青鮫(アオザメ)」の三種類の鮫のヒレです・・。

毛鹿鮫(モウカザメ)はクセがなく淡白で白身魚や鶏のささみのような食感、対照的に吉切鮫(ヨシキリザメ)は軟らかでフワフワとした噛み応えが持ち味で、一般的に我々の目の前に出て来る確率が高いのがこのサメです・・。

そしてこの美しい黄金色が特徴で、一見して判別できる青鮫のヒレは、他の二種と比べ肉厚で弾力があり食味も極上、その為世界中で乱獲され現在絶滅危惧種に指定されているという希少品で、1ランク値段も上がるので普段メニューには載せてないシロモノだそうです・・。

僕も青鮫のこのぐらいデカいヒレは初めて食べたかも・・。

フカヒレはトラフグ同様、身に味や臭いが無く、その独特の食感やスープ(ポン酢)に重きを置くという不思議な食べ物です・・。

フグについては最近少しは判ってきたつもりですが、フカヒレの良し悪しを理解するためにはこれからもっと勉強が必要だなと感じました・・。

まぁそれまで財布が持てばの話ではありますが・・。

トラフグについて・・。

京都の花街にて・・。

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