姥殺し沢の続きです・・。
「昔この村(旧南秋田郡昭和町)に古くから、彼岸の日には山へ行ってはいけない。 という固い禁忌があったが、ひとりの姥(うば)が禁を破って彼岸の日に元木山に入った所、 不思議にも天から大石が降ってきて彼女に当たり死んでしまった。現在この地内には小祠があるが、その祠の中には大きな石が祀られてある。この石が天から降って姥を殺したとの伝えがあり「姥殺し沢」の地名もそこからでたとこのことである・・。」
秋田の民間伝承をまとめた「羽後の伝説」に、この空から降ってきた石(隕石?)が祭られた祠が界隈に存在するとの記述があります・・。
改めて最初のグーグルマップ見てみると、姥殺し沢の反対側の沢に「宇婆姫神社」なる、これまた絶対になんか関係が有りそうな神社があるではあーりませんか・・。
この神社にそのデカい隕石が祭られてるハズだ!と確信した僕は、普段は100mでもタクシーを使い、全く歩かないのに、俄然やる気が出て来て、元木山を左側から迂回し目的地に向かいます・・。
10分ぐらい歩くと鬱蒼とした墓地に差し掛かりました・・。
まだ宇婆神神社ではないはずですが・・意味ありげな祠があります・・(トップ写真)
もしかしたら・・これじゃなかろうか・・でも・・なーんも書いとらんし・・墓の近くなのでちょっと遠慮しながらも・・取りあえずパチリ・・。
その場を後にし、もう15分ほど先に進むと趣あり過ぎな鳥居を発見・・。
GPSで確認するとこの先に宇婆姫神社があるはずです・・。
龍とか出て来そうな沼・・。
まだ三月だったので・・ヌカリます・・。
リーガルの皮靴が台無しです・・。
それに後から聞いた話ですが・・この地域は山蛭の密集地帯らしいのです・・(^_^;)
たまたまこの季節(冬は活動しない)だったから被害に合いませんでしたが・・。
蛭は世界で一番嫌いな生き物なんで・・判ってたら絶対行かなかったと思う・・。
姥殺しどころの騒ぎじゃありません・・(@_@;)
最初の通りから歩いて5分ほど・・。
よーやく目的地に到着・・。
それなのに・・それなのに鍵が掛かってて・・中はみれず・・隕石も確認できず・・(^_^;)
頑張ったのになあ・・。
ちなみに「宇婆姫神社」のウバは、姥石のウバから付けられたものだと勝手に考えてましたが・・あとで調べてみると奄美大島に「宇婆」という河童と猿の掛け合わせみたいな妖怪伝説があるようです・・。
こんな奇妙な名前の神社って、なかなか無いので何かしら関係があるのかもしれませんね・・。
隕石探しも含めもう少し調べてみます・・。
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