蛇馬目沢(ジャバメサワ)は現在「大平山スキー場オーパス」になっています・・。
「蛇喰」の項でも書きましたが、一般的に「蛇」の付く地名の由来は、過去に土砂崩れを起こした危険地帯を示す場合が殆どです・・。
こちらは秋田県の災害マップに記されている蛇馬目沢の測量図・・。
土砂崩れ地帯を土砂じゃなくて人を滑らせようと思うなんて、秋田市も・・やるなぁ・・(^_^;)
自然災害は土地の性質に依存しているので、歴史的に見ても何度も同じ場所で災害が繰り返し起きているんだそうです。
そうした過去の厄災の記憶を、我々の先祖は後世に伝える為、わざと連想させるような地名にし警告をしてくれてたのですが・・・。
数年前に土石流被害にあった広島県八木町地区は、もともと『蛇落地悪谷』という地名だったのに、気持ち悪いからという理由で『八木上楽地芦屋』に改名、のちに現在の町名に改名され、過去の災害の痕跡を示す地名は全てかき消されてしまい・・あのような痛ましい事故が再度起きてしまいました・・。
でも・・確かに・・この名前じゃ替えたくもなりますよね・・(^_^;)
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