究極のきりたんぽ鍋を完成させるためのメソッド・・③

究極のキリタンポ鍋を完成させるためには「米(県産ササニシキ100%)」「比内地鶏(原種比内鶏により近い種)」「セリ(秋田県三関産)」のような素材の厳選のみならず、薬味も大切な要素だと考えています・・。

写真は、現在僕がいろんな香辛料を混ぜて「きりたんぽ鍋」用の最良な調合を探っている七味唐辛子・・。

七味は一般的には唐辛子、山椒、麻の実、黒胡麻の四つの香辛料をベースにしていて、メーカーによって陳皮、紫蘇、ケシの実、青海苔、生姜、柚子などをチョイスしたモノが一般的ですが、醤油ベースの鍋にはそれ以外のクミンとかガーリックの方が合うと思うんですよね・・。

そしてやはり薬味の切り札は最近農水省にGI認定され、秋田県鹿角市八幡平の松館集落でしか採れない地大根「松舘しぼり大根」だと思います・・。

100年前から栽培され、他の地域で育てても全く辛くならないというこの希少なしぼり大根は、独特の風味と極めて強い辛味が特徴で、僕が考えている山田式ベースのきりたんぽ鍋には無くてはならない薬味なんですよね・・。

それも界隈で一軒しか栽培していないという紫色の汁が出て味が濃いモノにしていこうと思っています・・。

一杯目はそのまんま・・二杯目はキリタンポ鍋専用の七味唐辛子・・三杯目以降はこの紫しぼり大根汁で召し上がっていただければ完璧だと思うんだけどな・・。

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