シャトーマルゴーを・・。

先週末、仙台から遊びに来た友人が手土産に赤ワインを持って来てくれたので、レストランで御相伴にあずかりました・・。

それが、なななんと「シャトーマルゴー １９９３」・・。

ワインにあんまり詳しくない方でも、この名前は聞いたことがあるんじゃないでしょうか・・。

五大シャトー（ラトゥール・オーブリオン・ムートン・ラフィット・マルゴー）の中でも一番有名で、華やかな香り、口当たりの滑らかさ、しっかりしたボディと女性のような繊細さを備えた味わいから「ボルドーの宝石」とも言われております・・。

数年前に亡くなった女優の川島なお美が「わたしの血はマルゴーで出来ている」とか、文豪のヘミングウェイが好き過ぎて孫娘の名前「マーゴ・ヘミングウェイ」にしたとか、まつわるエピソードも枚挙に暇がありません・・。

僕も、たぶん初めて飲んだ（今まで飲んだものも片っ端から忘れてるんで）んですが・・なんというか・・上手く表現できないけれど・・こりゃ素晴らしいというのは判りました・・。

一応ソムリエなんで、何か気の利いたことでも言えたら良いんですが・・ちょっとそーいうのは性格的にというか、なんかこっぱずかしいので割愛します・・。

最近はピンからキリまで、何処のレストランに行っても料理とそれに合わせてたワインをマリアージュ（ペアリング）させるサーヴィスが定番ですが、こーやって料理にわざわざ合わさなくとも、一本の好きなワインを延々と飲むってのも良いもんですね・・。

素晴らしい体験をさせてくれた友人に感謝です・・。