「秋田市八橋を流れる草生津川の一帯は昔から油が湧き出、川水は五色に濁り、異臭を放っていたので『臭水(くそうみず)』と呼ばれた事からこの名が付いたという。現在臭水川は草生津川(くそうずがわ)に改名された」
秋田県立図書館に所蔵されている「羽後の伝説」にこのような記述があります・・。
界隈には江戸時代の処刑場やら、処刑される前に罪人が川面に自分の顔を見る為立ち止まったという面影橋やら、幽霊の出る一本柳やら、汚染された川で巨大化した化物蟹に襲われた話やら、たくさんの伝説が遺されています・・。
今でも石油はコンコンと湧き続け、日本最大の油田が秋田市八橋に在るってのも、秋田県人ですら知ってる人は少ないんじゃないでしょうか・・。
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