ニガコ石を探して・・④
江戸時代の紀行家 菅江真澄が記した「月の出羽路仙北郡二」には、彼が書いたと言われる根岸集落の挿絵が伝わっています・・(秋田県立図書館所蔵) 赤い丸字で甲乙丙丁と書かれていて、この乙の所に青い石っぽいのが見えますが・・これ…
江戸時代の紀行家 菅江真澄が記した「月の出羽路仙北郡二」には、彼が書いたと言われる根岸集落の挿絵が伝わっています・・(秋田県立図書館所蔵) 赤い丸字で甲乙丙丁と書かれていて、この乙の所に青い石っぽいのが見えますが・・これ…
久々に変な地名コーナーです・・(^_^;) 昨年夏に伝説の「ニガコ石」を探しに行ったんですが・・菅江真澄が記した「協和村根岸集落の外れの道端にニガコ石と呼ばれる石がある。この石を踏んだり汚した者は必ず怪我をする。この石は…
『男鹿赤神山五社堂の下に「姿見の井戸」とよばれた古井戸が残っている。 お山がけ詣りの人たちが、必ず我が身を写して試したといわれる。 はっきり写れば今年の生命が保証される。 写りのはっきりしないものは、災難不幸にあう。 ま…
石沢郷土誌に添付された古地図を見ると「奥ヶ沢」と「シビトサトウジ(死人里路)」の位置関係が判りやすいので載せてみます・・。 左側に見える「サクノ台」は死人里路伝説に登場する庄屋の娘サクノに由来するようです・・。 彼女が村…
江戸時代に書かれた古文書をまとめ編纂した「石沢郷土誌」によると、 『石沢川の上流にある奥ヶ沢の雑木林には突出した奇形の巨石がある。その石は大洪水のある年には必ず不気味な音を発し鳴動する為【魔の石】と呼ばれていて、界隈の住…
わざわざ遠くまで遠征しなくても、ウチの会社から車で数分の所にある「手形蛇野」にも妖怪伝説があるようです・・。 江戸時代に書かれた「久保田城下百物語」には「手形蛇野街道の堰(せき)に住む土佐エ門」という事でなんだか妖怪にし…
秋田県立図書館に所蔵されている「羽後の伝説」には、切支丹首塚の所在に関して 「東長根にキリシタン杉とよばれる杉の大樹があり、江戸時代初期キリシタンの信徒、数十名の首を埋めた塚がこのあたりだと伝えている」と書かれています・…