葬式用の曲・・②

椎名林檎の詩はいちいち納得出来る・・。

僕もこんな感じで常に覚悟しながら生きてきたつもりだし、死んでいきたいもんだなと思う・・。

★★★★★★★★★★★

この世は無常 皆んな分かっているのさ

誰もが移ろう そう絶え間ない流れに

ただ右往左往している

いつも通り お決まりの道に潜んでいる秋の夜

着脹れして生きながら 死んじゃいねーかとふと訝る

飼馴らしているようで飼殺しているんじゃあねーか 自分自身の才能を

頭と体 まるで食い違う

人間たる前の 単に率直な感度を頼っていたいと思う

そう本性は獣。

丸腰の命をいま 野放しに突走ろうぜ

行く先はこと切れる場所 大自然としていざ行こう

そっと立ち入る はじめての道に震えて冬を覚える

紛れたくて足並揃えて 安心していた昨日に恥じ入る

気遣っているようで気遣わせているんじゃあ厭だ

自己犠牲の振りして 御為倒しか、とんだかまとと

謙遜する前の単に率直な態度を誇っていたいと思う

そう正体は獣。

悴んだ命でこそ 成遂げた結果が全て

孤独とは言い換えりゃ自由 黙って遠くへ行こう

本物か贋物かなんて無意味 能書きはもう結構です

幸か不幸かさえも、勝敗さえも当人だけに意味がある

無けなしの命がひとつ どうせなら使い果たそうぜ

悲しみが覆い被さろうと 抱きかかえて行くまでさ

借りものの命がひとつ 厚かましく使い込んで返せ

さあ貪れ 笑い飛ばすのさ 誰も通れぬ程狭き道をゆけ

葬式用の曲・・①

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