秋田県内で「墓」の付く地名はコチラの他には、大館市にある「墓所岱(はかしょたい) 」、男鹿市にある「申川下墓(さるかわしもはか)」、鹿角市にある「墓所の沢(はかしょのさわ)」があります・・。
この三か所に関しては昔処刑地だったり、古戦場の死体置き場だったり、移転する前の墓所だったりと、いろんな謂れがあるようですが、今回取り上げた「児ヶ墓(ちがはか)」はたぶん江戸時代、頻繁に北東北を襲った飢饉の時、(口減らし)や(間引き)という痛ましい習慣が通例化するなかで、この世に生を受けながら遺棄されなければならなかった子供達の墓所だったのではないでしょうか・・。
グーグルポイントが示すポイントはココ辺り・・。
いろんな文献を探しても、その謂れや痕跡を示すものは見つけられませんでした・・。
たぶん地域の黒歴史として町史等から削除されているんでしょうが・・。
でも、こーいうことって闇に葬り去るべきでは無く、しっかりと後世に伝えていくことが大事だと思うんですけどね・・。
ということで、現世の我々が生き残るために犠牲になってしまった子供たちの御霊をしっかり拝んで帰ってきました・・。
コメントを残す