昨晩、コースの中で出てきたチョウザメ・・。
実物を見たのは初めてでした・・。
チョウザメといえば世界三大珍味の一つでグラム数万円もする超高級食材「キャビア」の親魚として有名ですが、魚卵のみが珍重されその身自体は食べずに捨てられるだけだと勝手に認識してたんですが・・。
じつはチョウザメってそんな安っぽい魚ではなく、古代ローマ時代は「ロイヤルフイッシュ」、中国では「煌魚(エンペラーフイッシュ)」と呼ばれ、時の王や皇帝に献上された歴史をもつ由緒ある魚なんだそうです・・。
それに欧州ではチョウザメ料理がメニューに無ければ、ミシュラン三ツ星レストランとしては認められないほどの食材の一つなんだとか・・。
しらなかった・・(^_^;)
今回出てきたチョウザメは日本国内で養殖されたモノだそうです・・。
以前は北海道の石狩川や天塩川なんかに普通に棲んでたらしいのですが、環境破壊の影響で天然モノは絶滅してしまったそうですね・・。
それにしても、いままで食べたこと無いシコシコクニュクニュの不思議な食感・・。
ソースで絶妙にカモフラージュされてるのかもしれないけど、サメ類特有のアンモニア香や、淡水魚ならではの臭みは一切感じません・・。
思ったよりというか・・ふつうに、全然美味いかも・・。
ネットで調べてみると、この魚は他の魚に比べて必須アミノ酸が非常に多く、特にうまみ成分であるグルタミン酸、アラニン、グリシン、アスパラギン酸の含有率が高く、旨くないわけが無いんだとか・。
なんで今まで何処のレストランでも出てこなかったんだろう・・(^_^;)
興味ある方、秋田県南部にかほ市にあるフレンチレストラン「レメデニカホ」さんに問い合わせてみてください・・。
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