砂漠のトイレ・・。

この日記は僕の人生の備忘録も兼ねていますので、ちょくちょく昔の写真を張り付けておくことをご了承ください・・。

写真はまだ19歳の頃(1987年)だったはずです・・。

送り主はベゼクリク千仏洞と書いてますが、たぶん勘違いで此方はシルクロード上にある「交河故城」に寄った時の写真です・・。

当時から名所旧跡社寺仏閣には全く興味はなかったんですが、学校の授業が退屈だったし、他にやることも無いから友人に付き合って一か月くらい西域を放浪してたんですよね・・確か・・。

交河故城は2014年に世界遺産登録されてからは「世界で最も美しい廃墟」と称され日本でも知られるようになりましたが、僕らが訪問した時は観光客というか管理者すらも見掛けない荒れ放題の古代遺跡でした・・。

そのむかし西遊記でも有名な三蔵法師も天竺に行く途中立ち寄ったらしいんですけどね・・。

でもココで一番印象に残ってるのはトイレかな・・。

ドアも天井も無く、砂漠のど真ん中に四畳半くらいの壁のみのスペースがあって、その壁も高さが50センチほどの土塀、便器も紙も無く一面砂だけという設定で、青空や星空を見ながらしゃがみ、終わった後は砂で拭くというトイレでした・・。

すぐちかくには孫悟空が生まれたという火焔山もあって、陽は夜中の12時に落ち、夏には地表温度が70度にもなるという馬鹿げた地帯だったので、〇んこをしてもすぐに粉上になるから不潔な感じは一切しませんでしたけどね・・。

 

 

 

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