昨晩、5年ぶりに秋田市山王にある「鮨 小じま」に行ってみました・・。
以前は「鮨BAR 小じま」と名乗っていたし、どちらかというと内容も値段もカジュアルな店という印象でしたが、今回久しぶりに伺ったら以前とは全く別物の寿司屋に(良い意味で)なっておりました・・。
店主の小島良太さんは、今年から普通のシャリではなく、幻の酒米とも言われる「亀の尾」で握るようにしたようです・・。
酒米(酒造好適米)って酒用だし普通に食べても美味しくないんじゃない?というイメージもありますが、コシヒカリの先祖である亀の尾をシャリにした場合、米粒が寿司酢をタップリと吸うため味わいが濃くなり、且つ口の中でホロリと解けるような食感があって、なかなか特徴的な握りになっておりました・・。
まぁ寿司ダネ全部に合うかは疑問だし、これから時間をかけて個々のネタとのバランスを整えて行かなければならないんだろうけど、親方のポジティブな挑戦を応援してあげたいなと思いました・・。
合わせたお酒は三年前に急逝した天の戸の天才杜氏「森谷康市」さんの遺作である「夏田冬蔵 亀の尾仕込み」・・。
小じまさんで買い占めたモノが、もう数本しか残ってないそうです・・。
亀の尾で醸した酒で、亀の尾の寿司を食らう・・なかなか乙な夜になりました・・。
ササニシキで握るお寿司とササニシキの純米酒を飲むってのはよくありますが
亀の尾で握る寿司と亀の尾の純米大吟醸って希少なマリアージュだと思いました
秋田は紅葉の盛りでしょうか?
それにしても全国旅行支援が始まり秋田市内のホテルも週末はすべて埋まっているようでにぎわいそうですね
楽しい週末を♪
亀の尾寿司は面白い試みだと思いました。
我儘を言うなら、白身には普通のシャリ、ヒカリモノや赤身には亀の尾とか、二種類あればもっと良いと思うんですが・・。
秋田はここ数週間ホテルが満杯で取れないようです・・(^_^;)
いつもありがとうございます!