連休中、道端で「ドン」の行商をしてる方が居ました・・。
皆さんも行楽地や縁日とかで、一度くらいは見掛けたことがあるんじゃないでしょうか・・。
筒状の圧力釜に生の米を入れて密閉し、回転させながら加熱すると米の水分が気化膨張して、最後には激しい爆裂音を伴いながら勢い良くはじけ出る、というあのマジックの様なお菓子です・・。
秋田では昔からドンって呼ばれてたような気がしますが、日本各地に「ポン」「パンパン」「パッカン」「爆弾」等の様々な呼び名が存在するようで、その歴史は大正時代まで遡るんだとか・・。
ヒマだったので行商をしていた林崎さんにいろいろ聞いてみたら、70年ほど前に林崎さんのお爺さんが始めたのがきっかけで自分で三代目だとの事・・。
一袋300円・・。
ホンノリ甘みを伴う、なんともノスタルジックな味わいで、思ってたよりも美味しかったんですけどねぇ・・。
後継者は居ないそうで、林崎さんが体調を崩したり、機械(穀類膨張機というらしい)が壊れたりしたら、もうそれでお終いだとのこと・・。
まぁそうなるよなぁ・・。
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