FRUTTOにて・・。

先週末、食通の友人達と秋田駅前のイタリアン「FRUTTO」へ行ってきました・・。

県内には大仙市に在る「ジュエーメ」、由利本荘市に在る「affetto akita」、秋田市に在る「おしゃべりきのこ」「Pasticci」「ハングリータイガー」「エッフェ」と、片田舎では有り得ない程ハイクオリティーな店が存在しますが、その中でも器までトコトン拘ってるのは、此方フルットさんじゃないでしょうか・・。

前菜の「鯵のカッペリーニ」が盛られている器は、秋田市出身の女性ガラス作家(境田亜紀)さんの作品です・・。

境田さんはモールド(型)にガラスを吹き込み線状の凸凹を付ける技法を得意としていて、僕がプロデュースしたおでん屋「さけ富」でも開店当初採用しておりました・・。

光の加減でテーブルに花のような影が投影されて、綺麗ですよね・・。

コチラはカツオと熟成トマトを使ったパテ・・。

器は境田亜紀さんの旦那さんでもある「熊谷峻」さんの作品です・・。

色合いも料理とバッチリ合ってて、なんだか幻想的です・・。

メインは「ジャー黒牛」を使ったグリル・・。

ジャー黒牛って、あんま聞きませんよね・・。

通常乳牛として飼われているジャージー牛と、黒毛和牛を掛け合わせた希少な種で、育てるのが非常に難しく、幻の牛ともいわれておるそうです・・。

これがまた素晴らしく美味かった・・。

皿は角館(秋田県中央部)を代表する女性陶芸作家、白岩焼(楢岡焼の源流)の渡邊葵さんの作品です・・。

フルットさんは、来年郊外に移転して、今度は薪で香ばしくかほりを付けた料理(薪焼きイタリアン)を提供して行くようですが、そーなるとこの皿一枚一枚に益々深みが増すことになると思うので、今から楽しみです・・。

3 件のコメント

  • こんにちは
    うわぁ、本当に器と食のハーモニーが美しいです
    美味しそう!
    お写真惚れ惚れします

      • ありがとうございます
        ひろしです…さんオススメのお店は何軒か伺いましたがハズレがなくて!
        食べログ随分参考にさせて頂いてますよー
        元気になったら是非とも伺いたいです

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