大阪出張で感じた事・・③

大阪ミナミの繁華街、法善寺横丁内にある行きつけのおでん屋「おかめ」さんにも寄りました・・。

以前、僕がプロデュースした秋田おでんの店「さけ富」は、おかめさんの出汁を忠実に再現して作ったと、此方のブログで紹介したことがあります・・。

秋田県内で従来食べられてきたオデンは通称(関東炊き)と呼ばれているモノで、かつお節ベースのダシに濃口しょうゆを混ぜ、シッカリ具材を煮込んでタネに味と色を付けたものですが、おかめさんを真似たさけ富の出汁は、関西おでんの典型ともいえる透き通った出汁なもんで、それを縁も所縁もない秋田おでんと名乗って良いもんなの?と言われると多少言葉に詰まります・・(^_^;)

ただ、おかめさんの出汁は旨いのにも関わらず配合はシンプルで、正直レシピさえ頭の中にあれば誰でも?真似できる味だと思ったんですよね・・。

当時依頼のあったクライアントからは、年中無休&店舗に料理の出来る社員を一人しか用意できないという縛りがあったので、「誰が作ってもブレない簡単レシピと再現性の高い調理法」が肝心だと思い、此方のお店のダシを選択しました・・。

今回また、他のクライアントさんからオデン絡みの店の監修の話を頂いたので、その調査の一環で味の確認も含め伺いました・・。

写真の女将さんは三代目らしいのですが、此方のお店は代々、常連客で舌の感覚や接客に素養のある女性に、当代が頼み込んで店を継いでもらうシステムなんだそうです・・。

なんだか確実で理想的な代替えシステムだなと思いました・・(もう四代目も決まってるんだとか)

 

 

大阪出張で感じた事・・②

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