写真は熊肉のコロッケです・・。
数年前、予約で一年先まで満杯だという名古屋の人気レストラン「トゥ・ラ・ジョア」に行ったとき、肉タレントとしても有名な寺門ジモンさんと会食した事がありました・・。
その時ジモンさんに最高の肉とは何ぞや?という質問をしてみたら「今まで食べて来た肉の中で№1は何かと言われたらやっぱ熊の肉だね。それも冬眠前でマルマルと肥えた3歳未満の処女熊の肉が最高なんだよ」と仰っておりました・・。
処女か処女でないかを見分けるは、人間でも難しい気がするのですが・・(^_^;)
その話を聞いてから食通の友人や仲の良い地元のシェフ達に「なんとか処女熊、手に入らんもんかね?」と常に声掛けをして来たんですが、その甲斐あって先日秋田県横手市十文字町の「ル・カフェ・プランタニエ」の近藤シェフから該当熊を入手したと連絡を受けたので、早速伺ってみました・・。
これがメス熊のステーキです・・。
鹿でもなく、イノシシでもなく、豚でも牛でもない、何回噛んでも底の見えない不思議な奥深さは・・確かに今まで食べたことが無い味かも・・。
たぶんジモンさんが言いたかったのは、この事かも知れないな・・美味いかどうかは別として・・。
メスはオスと違い行動範囲が狭く、マタギが山で見つけるは困難でなかなか捕まらない希少品らしく、もう暫くお目に掛かる事は無いかもしれません・・。
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