友人のお爺さん(マタギ)から今年も熊の手(ツキノワグマ)を貰いました・・。
秋田市雄和の山で獲れたモノだそうです・・。
熊の手は日本ではあまり馴染みの無い食材ですが、中国では幻の高級食材として知られており、2700年前、楚の成王が謀反を起こした息子穆王に最後に熊掌を食べて死にたいと請い願ったのに拒まれ殺されたという史実や、世界三大悪女の一人で美食家としても知られる西太后の一番好きな食べ物が、熊掌の中心部からとれる少量の肉の煮込み(紅焼熊掌)だったとも伝えられています・・。
とは言われても実際目の当たりにすると・・これをどうやって食べたら良いものか・・。
それによく考えるとどっちが手でどっちが足なのかすら判りません・・(^_^;)
ちなみに通販で探すとヒグマの掌の値段は十万円以上もするそうですね・・。
https://gibier.co.jp/higuma-te.html
一般的に北海道特産のヒグマよりも、本州で獲れるツキノワグマの方が美味だと言われてるので、此方の方がもっと高価なのかもしれませんが・・。
以前、肉マニアの寺門ジモンさんと会食した時「僕が今まで食べた肉の中で何が最高と言われたらやっぱ熊肉だね・・それも冬眠前のよく肥えた三歳未満の処女熊が最高だと思う・・」と話していました・・。
まあそんな彼も手の肉は食べたことが無いでしょう・・。
さて、煮て食おうか焼いて食おうか・・。
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