明治初期から内外に聞こえた花街で、一時は東北最大の店舗数を誇った秋田の歓楽街「川反(かわばた)」が、有史以来の危機に瀕しています・・。
コロナ禍が終わったらまた再開すりゃいーじゃん!なんて、何も知らない方は仰いますが、事はそんな簡単な話ではありません・・。
一年以上に渡りこれほど完膚無きまでに打ち据えられ、刀折れ矢尽きて朦朧としてるなか、もう一度同じ商売で再起しようなんて考える経営者は、居るわきゃないのです・・。
我々秋田県人のたった一つしかなかった娯楽の場なのに、それすら消えて無くなったら、もうこんな街に住んでる意味なんてあるんだろうか・・(個人の感想です)
似てない似顔絵を勝手に貼られて迷惑はしてたけど・・五丁目橋沿いにあり賑わってたこの店(くしやもつや)も、先月一杯で閉めたそうです・・。
秋田で唯一「牛の肺の串焼き」を食わせる希少な居酒屋だったのに・・。
安易に夜から昼への業態転換を促進させる行政はどう考えても大局を見てるとは思えないし、われわれ川反の水を呑んで育った世代の遊び人が、自分自身の為にも、次の世代に「酒を嗜む」という文化を遺すためにも、この状況を対岸の火事と知らんぷりする事なく、なんとか打開案を考えにゃならんと思うんですよ・・。
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