先週は出張で長崎でした・・。
以前は何処に行くにも、食べログ高得点店とかミシュラン何個星レストランとかを事前に予約してたんですが・・生意気な言い方になるかもしれないけれど最近そーいうのに飽きちゃったというか、興味が湧かなくなってしまったんですよね・・。
なんでだろう・・。
だいたい何処も彼処も大差ないということが判ってしまったというか、他人の評価なんてどうでも良いと思うようになったというか、知られた名店をスタンプラリーのようになぞるよりも当たろうが当たるまいが情報の無い未知の世界を知ることに高揚感を覚えるというか・・どのみち自分の中で何か基準が変わってしまった気がします・・。
ということで、今回も下調べもせずに、行き当たりバッタリ&地元の人たちのお勧めの店に行くという昭和的な選店をしてきました・・。
写真は地元の取引先の社長が通ってるという、繁華街から少し外れた鍛冶屋町にある小料理屋「堂山」さんです・・。
聞き取れないぐらいネイティブな長崎弁で説明をしてくれた親方いわく、現在五島列島沖(長崎)で上がる鯛は日本一美味いと言われているらしく、それを頭から腹から尻尾までソギ切りにし、橙の絞り汁と長崎沖の岩塩にちょこっと付けて頂きます・・。
これがまた部位ごとに食感が変わってビックリするぐらい美味しかったんですよね・・。
それなのに、帰郷後ネットで調べると堂山さんは食べログ(全国的)には殆ど無名、点数も3.75点と料理内容にしてはかなり低めなことが判りました・・。
最近はこーいう発見に喜びを感じるんですよね・・(^_^;)
それにしても3.75点って、僕がプロデュースした秋田の居酒屋「とっぴんぱらりのぷ」も同じ点数になってるようだけど・・残念ながらまったく敵わないというか明確にレベルが違っています・・。
長年食べログを書いて来た自分が言うのもなんだけど・・こーいう矛盾が起きているのも食べログの現実なんですよね・・。
まぁカラクリは此処では述べませんが、でもこれ程あからさまな違いが肯定されるのって、誰にとっても良くない事だと思います・・。
ま、食べログが機能していない長崎の人たちは、そんな評価なんてお構いなしに、自分の贔屓の店を愛し、食べる事を純粋に楽しんでるように感じましたが・・。
コメントを残す