僕の父の友人だという田沢湖生内マタギの古老から熊の肉を買い受けに行ってきました・・。
現在85歳の高田さんは、このみち50年のベテランです・・。
真鴨やヤマドリ、狸や野兎のような小物は狩りの時散弾銃を使いますが・・相手が熊だと、散弾では蚊に刺された程のダメージしか与えることが出来ないらしく、強力なライフルを使用するそうです・・。
通常は銃とその弾丸を一緒の場所に保管は出来ない決まりになってるそうですが・・今回は無理を言って見せてもらいました・・。
ライフルの射程圏内は水平飛距離で4000mにも達するぐらい強力で、もし至近距離で熊の腹を撃った場合、入り口は一センチほどの穴にしかなりませんが、貫通していく背中の方はどんどん大きくなり20センチくらいの穴が開くんだそうです・・(^_^;)
高田さんは50センチの距離まで迫られて撃ったことがあったそうですが・・当たらなきゃ死んでただろうなと話しておりました・・。
こちらは先月獲れたばかりの雌熊のロースの部分・・。
熊は当然ですが家畜のように個体管理されてないので、獲れた時期や雄雌によって味はマチマチですが、冬眠前のそれも若い処女熊(何処で見分けるんだ(^_^;))が一番美味しいそうです・・。
熊肉は牛や馬と比べ獣臭が強いので、だいたいは醤油や砂糖で煮た肉を食べるんですが、僕は焼肉で食べてみたいんですよね・・。
その話をマタギにしてみたら「へば、小熊しかねーな、めんけども、柔らけし、臭味もねーがらよ。今度獲って来るがらよ」といわれ・・・そぉ言われるとちょっと躊躇するんだけど・・(^_^;)
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