松毬焼き・・。

一昨日、秋田駅前『和食なり』で出てきた「甘鯛の松毬焼き」・・。

先週末、秋田市南通りにあるイタリアン『エッフェ』で出てきた「甘鯛の松毬焼き風ポアレ」・・。

先週初め、秋田市大町にある「秋田 天ぷら みかわ」で出てきた甘鯛の松毬揚げ・・。

 

確かに甘鯛のシーズンではあるんですが・・ここ二週間で場所は違えど全く同じような料理が出て来るなんて・・。

5年前ぐらいまではこの松笠焼き(甘鯛のウロコを逆立てて焼く)という調理方法を実際に見かけることって無かった気がします・・。

ですが最近どうしたことか、この手法を施した皿がコースのメインとして供される事が非常に多くなりました・・。

松毬焼きって言うぐらいだから、もともとは日本で開発された調理法の一種だとは思うんですが、歴史の長い京料理の代名詞ともいえる「グジ(甘鯛)の若狭焼」だって鱗を立てて焼くということはしないし、何年も季節ごとに通った一流の和食屋でも出てきたことは無いから・・もしかしたらこの料理を昨今世に広めたのはイタリアンとかフレンチとかの新進のシェフかもしれないな・・。

いまでは和洋中印の垣根を超えたフュージョンキュイジーヌという考え方は当たり前になってきていて、フレンチとか中華の看板を掲げながら、ジャンルに固執しないレストランも多くなってきてますしね・・。

どのみち僕は、このパリパリとふっくらと両方の食感が楽しめる料理が大好きなので、毎回出てきたとしても文句はまったくありません・・(笑)

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