先日食べた肉があまりにも美味しかったので、食通の友人に「美郷地鶏」の生産者を紹介してもらい鶏舎を見に来ました・・。
この一際大きく茶と黒のコントラストが美しい羽を持つのが雄鶏です・・。
茶色くて小さくてたくさん居るのが雌、だいたい雌10羽に雄1羽の割合なので・・ハーレムですな・・(^_^;)
そのむかし、秋田県北部に位置する比内地区には二種類の地鶏がいたんだそうです・・。
ココでは例えばAとBという事にしましょう・・。
Aは小ぶりで羽の色艶も良く美しく鳴く鶏で、Bは肥えていて食べれば美味しいのですが不恰好な鶏だったんだそうです・・。
とある学者が国の天然記念物指定にあたり格好の良いAを選抜することに決め、これをアメリカ産のロードアイランドレッド鶏と交配させ「比内地鶏」という大量生産出来る鶏を作りました・・。
選定に漏れたBはその後軽視され、その種は他県に移されたり所在がアヤフヤになっていましたが、コチラの経営者が最近その子孫を見つけだし、この美しい羽と声を持つAと不恰好だけど美味いBを掛け合わせて作ったのが美郷地鶏なんだそうです・・。
もともと地元比内町にいた二種の鶏を掛け合わせたわけだから、それもそれで比内鶏だと思うのですが、いろいろと大人の事情があってそうは名乗れないんだとか・・。
となりの鶏舎では烏骨鶏も飼われていました・・。
真っ白な羽毛がフワフワで可愛いんですが、その下にある皮膚は真っ黒くて烏(カラス)みたいだからこの名前が付いたんだそうです・・。
美味し栄養価も抜群なんだけど・・ちょっと見た目がグロテスクなんですよね・・(^_^;)
この鶏を見てください・・。
この鶏舎内随一のイケメンで、全国の比内鶏品評会で準優勝した天然記念物「比内鶏」だそうです・・。
容姿も声も美しかった・・。
こちらは比内地鶏の有精卵・・。
比内地鶏の卵は普通に見掛けますが・・比内鶏のは初めて見ました・・。
比内地鶏の場合、肉は美味しいんだけど卵は普通というか、そうでもないので比内鶏はどうなのか・・(^_^;)
あとでTKGにしてみよっと・・。
コメントを残す