昨晩友人達との飲み会の際「今まで食べた鍋物の中で何が一番美味かったか」という話題になりました・・。
何処其処のキリタンポ鍋が一番だと言う人も居れば、京都大市のまる鍋(すっぽん)一択だという人も居れば、やっぱテッチリ(フグ)こそ鍋の王だろうという方も居るなか、むかしからこーいう質問に軽く返す事の出来ない性格の僕は、宴会時なのにひとり腕組みをして考えこみ、結局は答えられませんでした・・。
うーん・・あまりにも候補がありすぎるんですよね・・。
つうことで最高の鍋とは何ぞやをシリーズ化し、備忘録として書き留めて置くことにします・・。
20年程前、出張で韓国の釜山に行ったことがありました・・。
当時は自治体の指定ゴミ袋なんかを釜山の小さなプラスチック工場で製造し、コンテナで海上輸送してもらってたんですよね・・。
商談後、その工場の職工の人たちが毎日昼食を取るというバラック屋台みたいな店に連れて行ってもらいました・・。
メニューはコムタン(牛の尾や内臓を煮こんだ白濁スープ)一種類しかなく、それに日本では見掛けない極細のニラ(ヨンヤンプチュというらしい)をバッサバッサと入れながら食べるというシンプルな鍋だったんですが・・口に入れた途端その途方もない美味さ、韓国料理の奥深さに衝撃を感じました・・。
あれから何度か現地に行ったんだけど、その工場は潰れてしまってバラック屋台の名前も場所も不明瞭になってしまい、二度と行けなくなってしまったんですよね・・。
誰か心当たりのある方は居ないでしょうか・・いまでも夢に出て来るんですが・・(^_^;)
あ、写真は先日「博多どろんけん」という秋田の居酒屋で出てきたモツ鍋にニラを追加したもので今回の話とは全く関係はありません・・。
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