いまから15年前、2009年8月のフォルダから出て来た写真を載せてみました・・。
確かこれは、秋田商業高校合気道部の創立40周年記念の祝賀パーティで撮ったものだと思います・・。
ワザとなのか剃り方を間違ったのか、この左右非対称な髭面で、臆面もなく挨拶をしているのが僕の合気道の師匠である平岡優先生です・・。
そんなどことなくユーモラスで、ヒョウヒョウとしていた先生も、残念ながら昨年末に病気で他界してしまいました・・。
いま思えば、僕が在学してた頃の秋田商業は、戦前の軍隊さながら時代錯誤の悪習や掟で生徒を拘束する理不尽極まりない学校でした・・。
当時から変り者で、型に嵌められた生活も苦手だった僕は、入学当初から周りと馴染めず、学校に通うのが辛いしツマラナイしで、ひと月持たずにドロップアウトしそうになってたんだけれど、その苦痛を緩和し、思い留まらせてくれたのが合気道と平岡先生でした・・。
先生には何らかの形で、その恩返しをしたかったんですけどね・・。
結局、何も出来ずじまいになってしまいました・・。
いま考えると、平岡先生の合気道の武術としての技法は本当に正しかったのか、そうでなかったのかは、疑問に思う部分もあるんだけれど、合気のもう一つの神髄である、他者との距離感を自在に操るとか、空気を読んで先手を打つ、みたいなのは達人のソレだったような気がします・・。
先生の教えは、今でも僕の商売や人付き合いの根幹になって、たら良いんだけどなぁ・・。
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