小柳沢・・①

秋田県立図書館所蔵の古書に下記のような記述を見つけました・・。

「本荘親川にある小柳沢は元禄の時代から親投げ沢であった」・・と。

親投げ沢(おやなげさわ)という地名だと体裁が悪いので、現代になってから当て字を使って小柳沢(おやなぎさわ)に改名したという事なんでしょうか・・。

Googleマップで検索するも本荘市親川に小柳沢という地名は確認できないのですが、古地図も表示されるgoo地図だと亀田ICと大内ICの間に高速秋田道を挟んで表示されます・・。

「姥捨て」「親投げ」「子捨て」のような負の歴史は、県や市の正史から悉く隠滅されているので、古老の口伝や「児ヶ墓」「地獄沢」「ジジ捨て沢」「オボコ沢」「ビッキ林」のような地名だけが、現代にその名残を遺すのみとなっています・・。

でも我々は彼らの尊い犠牲の上に生き永らえた者の子孫であることは間違いないし、それを知らぬ存ぜぬと闇に葬り去るようなことをしたらご先祖様も浮かばれないと思うんですよね・・。

近々花でも摘んで行ってみようと思います・・。

 

 

 

親投げ沢・・③

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