秋田市広面にある「そば処けん太」の「ニンニク葱そば(海老天一本乗せ)」・・。
この店には彼是30年以上通ってるんですが、他のメニューを食べたことがありません・・。
鴨南蛮とかカレー蕎麦とか一回はチャレンジしてみようと思っても、席に座ると結局はメニューも見ず「おばちゃん、同じものください!」と言ってしまいます・・。
それほどこの食べ物は悪魔的というか麻薬のような魅力があるんです・・。
蕎麦の風味を楽しむとか、繊細な喉越しを楽しむとか、そんな正統派の蕎麦では無いんだけれど、このかなり濃い目の甘塩っぱいタレと、ガッツリ擦りおろした生ニンニクと、ゴマ油&ラー油にヒタヒタに浸した大量の葱の組み合わせは、1+1+1を10に変換することに成功した稀有な例というか、もうこの完成度は蕎麦以外の新ジャンルと呼んでも良いような気がするんですよねぇ・・。
ラーメンでもハンバーガーでもキリタンポ鍋でも、大切なのは無化調とか食材の高級さとかじゃなく、そこに「一体感」が有るか無いかの方が大切なんじゃないかって、これを食べると気付かされます・・。
此方の写真は先日出張時に伺った東京大手町の行列が出来る超人気立ち蕎麦屋「港屋2」の「冷たい肉そば」です・・。
僕も30分以上並んで入ってみましたが・・系統としてはケン太と同じジャンルだと思います・・。
でもね、断言できるけど、けん太の方が100倍美味いです・・。
この食べ物が東京の人たちに受けてるのは、まさしく蕎麦と具とタレの一体感であるんだろうけれども、まだまだ精度が低いとうか、けん太に比べると半分以下の完成度だと思うんだよなぁ・・。
こんなので並んでる東京の人たちにも食べて貰いたいなぁ・・けん太のニンニク葱蕎麦・・(並ばなくても食べれます)
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