子供の頃からずーっと見てきた郷土の山「大平山(たいへいざん)」・・。
でも大平山という名で一本化されたのは近世で、それまでは「三本ヵ岳」とか「大蛇峯(おろちね)」とか「大蛇山(おろちやま)」とか、いろんな名前で呼ばれていたんだそうです・・。
大蛇(おろち)とはその名の通り蛇のヘビのことですが、たぶんこの写真のように峰が陽の当り方で蛇行する蛇のように見えるのが由来なんでしょうか・・。
「太平」は「ダイダラ」とか「オイダラ」とかも読めますがどちらもアイヌ語由来だそうです・・。
その昔、狼が多数生息していたことから「狼平」(おおいぬだいら)と呼ばれていてそれが訛ったとか、ジブリ作品「もののけ姫」にも登場する巨人「ダイダラボッチ」が棲んでいたからダイダラヤマだとする説まであるんだとか・・。
実際、界隈には巨人の足跡伝説が数多く残されています・・。
それと僕のオヤジの実家もこの山の麓にあるんですが、オヤジは今でもオイダラ山と呼んでいます・・。
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