ブリコの話・・。

先日、秋田市民市場で売られていた秋田の県魚「ハタハタ」の魚卵・・。

県内では通称「ブリコ」と呼ばれていますが、こんな感じで生のそれも単体のブリコが店頭に並ぶのは珍しいです・・。

というか『秋田県漁業調整規則』というのがあって、資源保護の為ブリコを採捕・所持・販売することは禁じられていて、違反した者は懲役若しくは罰金に科せられる、と昔から聞いてたんだけど・・大丈夫なんだろうか・・(^_^;)

残念ながら今期のハタハタ漁は記録的な不漁(110トン)で、史上最低レベルの漁獲高になってしまったそうです・・。

僕が生まれた頃の昭和40年代は、約200倍の年間20,000トンも獲れてたらしいんですけどね・・。

子供の頃の記憶に、男鹿半島北浦漁港に接岸した季節ハタハタがブリコを藻に産卵し、それが浜辺一面に真っ赤な絨毯のように打ち上がり、この世のモノとは思えない不思議な現象が眼前に広がったのを今でも覚えております・・。

もうあんな光景を見る事はないんだろうなぁ・・。

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