サソリの味・・。

友人から「サソリ」を貰いました・・。

サソリ、蠍と一口に言いますが、世界には約600種類ものサソリがいるんだそうです・・。

写真は中国で食用として養殖されている「極東蠍(キョクトウサソリ)」

サソリって、あの尻尾の毒針で人を刺すような危険な生き物なのに、そんなの食べても大丈夫なの?って思いますよね・・。

ネットで調べると、飼育器内で出産させたサソリを成育後絶食させ、塩水に漬けてから腹ワタを除去し、尾の先端の毒針を取り去って袋詰めするため食べても問題無いようです・・。

口に含むと脱皮したての蟹(ソフトシェルクラブ)みたいな食感で、消毒の為に使ったと思われるアルコールの味しかしませんでした・・。

まぁどのみち美味いモンではありません・・。

ひとつ豆知識を・・。

このキョクトウサソリの仲間に世界一毒性が強いとされる「オブトサソリ」というのが居て、そいつから抽出した毒は「ペプチドクロロトキシン』と呼ばれ、抗生物質が効かない細菌を抑制し、脳腫瘍の治療や、ガンの場所を特定する検査にも役立つ成分が含有されているという、夢のような毒を持ったヤツなんだということが最近の研究で判明したんだそうです・・。

で、その猛毒を抽出する作業が人海戦術でしか出来ない為、1リットルあたり10億円で取引されるんだとか・・。

でも正直、その作業、そんなに儲かるならやっても良いかなと思いました・・(@_@)

 

 

 

何でもかんでも食べてみる・・⑧

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