数年前、中国山東省に出張したとき宴席で出てきたキョクトウサソリ（極東蠍）の唐揚げ・・。
招待してくれた中国人バイヤーが言うには、蠍は山東省の名物料理で、あの西太后が創始した宮廷料理「満漢全席」の中にも組み入れられているんだとか・・。
「ホントに食っても死なないよね？」と恐るおそる聞いてみたら、野生のサソリは毒を持った種もいるけど、これは養殖だから大丈夫だとのこと・・。
とはいっても、アイツらなーんか信用ならんのだよなぁ・・(^_^;)
帰国してからネットで調べると、ひとくちにサソリと言っても、６００種以上もいるんだそうです・・。
その中で、映画で見るような人を死に至らしめる猛毒を持つサソリほんの数種類しかおらず、残りのほとんどが仮に刺されても蚊に刺されたぐらいの症状なんだとか・・。
それなのにそれなのに「蛇蝎のように嫌われる」なんて諺もあるぐらい我々人類にとことん嫌われてるサソリさん・・。
肝心の味は、沢蟹を殻ごと食べた感じに似ていて、体験したことのない苦みを感じ、それが毒の味っぽくて少々ビビリました・・。
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