とある地元企業からの依頼で、彼らが来春秋田市にオープンする飲食店のプロデュースをすることになりました・・。
クライアントの希望で「ジビエ」もメニューに加えたいとの事だったで、イノシシや熊や山鳥が定期的に入荷出来るルートを現在探しています・・。
先日、それが可能な工房が秋田県大仙市協和の山奥にあるという噂を聞きつけ行ってきました・・。
通常、マタギ(猟師)が仕留めた鳥獣は現場で血抜き、解体処理をするらしいのですが、此方はそれを清潔な環境で加工できるのがメリットとの事・・。
ちなみに熊の場合は巨体なんでこのチェーンブロックに吊るされ、アンコウの吊るし切りみたいに肉を削いでいくそうです・・(^_^;)
熊の骨の冷凍パック・・。
こーいうのって何に使ったら良いもんなんだろうか・・(^_^;)
豚骨ラーメンの替わりに熊骨ラーメンとか作ってみようかしら・・。
熊の手・・二頭分・・(^_^;)
中国では非常に高値で取引されていて、世界三大悪女の一人として知られる西太后の一番好きだった食べ物が、この熊掌の中心部からとれる少量の肉の煮込み(紅焼熊掌)だったそうですが、日本では需要がなく半ば二束三文的な価格で市場に出回っています・・。
マガモ・・可哀そう・・(^_^;)
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
見分の広いひろしさんの事ですから御存じかと思いますが
こんな調理法もあることを念のため記載します
熊の骨の冷凍パックですが
グリルやオーブンでローストして
トーストにディップの様に塗って(乗せて)食べる
Grilled bone marrow (Roasted Bone Marrow)
という食べ方があります(レシピはいろいろあるのでググってみ見てください)
今は多店舗になりましたが、ロンドンにホークスムーアというステーキ屋さんがあり
僕はシティのお店グリルホールでこれを食べました
冷凍の状態で縦割り(カット)した骨髄に香味野菜と塩をかけグリルしたものを
トーストに乗せるととろりとした牛タン的な牛肉の味の濃い骨髄の美味しさが楽しめて美味しかったです
家庭料理や伝統料理としてイングランドで食べられていましたが
(面白いことにアンガススビーフのふるさとであるスコットランドでは、
古来牛肉は産業であり高価だったため食べることが少なくレシピも多く残っていないそうです)
行牛病の時にすたれてしまいました
それでも伝統料理としてイングランドのレストランやステーキハウスで取り扱っていると思います
熊の濃い味でこれをするのは無謀かもしれませんが
出汁にするにはもったいないしワイルドに食べてもらうのも一興かと思いかいてみました
それでは
コロナウイルスパンデミックに気をつけて楽しい年初めにしましょう
ホークスムーア
https://thehawksmoor.com/
かてぃかさん。
今月お会いできるのを楽しみにしております!
それにこの情報は非常にありがたいです。
早速試してみたいと思います!!